2012年本屋大賞は三浦しをんの「舟を編む」に決定!受賞作トップ10発表
昨年の本屋大賞は、2巻合計で260万部を超え社会現象にもなった「謎解きはディナーのあとで」だった。
2012年のトレンドを占う意味でも注目されている本屋大賞。
そんな中、全国書店員が選んだ一番売りたい本の大賞に、三浦しをんの「舟を編む」が選ばれた。
三浦さんは東京都出身の35歳で、平成18年に「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞している。
受賞作の「舟を編む」は、辞書の編さんに取り組むことになった編集者たちの人間模様を描いた作品。
受賞について三浦さんは 「言葉が希望を生み出せるとしたらどういう形をしているのかと考えながら書きました。堅苦しいと思われがちな辞書をとっつきやすいように書いた作品です。今後は書店員さんの力で読者の方に届けていただければと思います」と話した。
以下、2012年本屋大賞の受賞作の順位と得点である。
大賞:510.0点
2位:355.5点
3位:324.0点
4位:265.0点
5位:213.0点
6位:208.0点
7位:173.5点
8位:153.0点
9位:137.5点
10位:72.0点