若者言葉が見過ごせなくなったとき年をとったと感じる
10代から見れば「おっさん」。
社会全体から見れば「若者」。
他者から見た20代後半の僕の評価はそんなところだろう。
自分では若者のつもりだが、どうも気になることがある。
あるスマホアプリの評価で10代のこんなレビューを見つけた。
オモロいけど落とし穴に落ちる時めちゃウザい。
とある迷路ゲーム(ボールを穴に落とさずにゴールに運ぶゲーム)のレビューに意味もなくイラッとしてしまった。
たいていの若者言葉は気にしたことがなかったが、これだけはどうも首をかしげたくなる。
落ちないように運ぶゲームなのに、「落ちる時めちゃウザい」とか言われても…。
ひょっとしたら、穴に落ちる時ウザいほどの演出があるのかとアプリをプレイしてみたところ、至って普通に落ちるだけだった。
たぶん深く考える事ではないのだろう。
これから先、年を追うごとにこうやってイラッとする言葉がどんどん増えていくんだろうなぁ、と漠然と思っている。
「年をは取りたくないもんだ」
誰が言ったか知らないけれど、この言葉を言った人の気持ちが少しわかる気がする。