日刊スポーツ「柔道女子57キロ級決勝 松本薫選手は反則勝ちでの金メダルです」 「え!?」
Twitterのタイムラインを見ていたら、こんなツイートが流れてきた。
日刊スポーツ「柔道女子57キロ級決勝 松本選手は反則勝ちでの金メダルです。」
ロンドン五輪、日本の金メダル第一号は「反則勝ち」だという。
でも、間違ってもないから困る。
何して勝ったの?
<ロンドン五輪:柔道>◇30日◇女子57キロ級
松本薫(24=フォーリーフジャパン)が、コリナ・カプリイオリウ(ルーマニア)と対戦し、待望の金メダルを獲得した。
延長の死闘を制した松本が泣いた。日本女子では、銀メダル以上が1度もない激戦階級で、松本が重い扉をこじ開けた。
意外な結末だった。5分で決着がつかず延長戦に突入した。延長開始から約15秒後、松本が投げ技にいこうとした際だ。背後のカプリイオリウが、松本をつり上げ、松本のまた下から足を入れて内側から松本の右足を刈った。これが危険な行為とみられる反則技となり、松本に金メダルが転がり込んだ。
◆松本薫(まつもと・かおり)1987年(昭62)9月11日、石川生まれ。金沢学院東から帝京大を経て、フォーリーフジャパンに。10年世界選手権金、11年世界選手権銅。162センチ、57キロ。
(日刊スポーツ7月31日)
つまり、相手が仕掛けてきた技が危険とされる「禁止技」、サッカーでいう一発レッド。
それで松本が勝利したという。
「反則勝ちで金メダル」
なんとも誤解を招く言い方だね。
何はともあれ、松本選手おめでとう!