仲谷明香の自叙伝「非選抜アイドル」 AKB48“非選抜”メンバーの活動を綴る
ここ2、3年の芸能界を象徴するほどの活躍を見せるAKB48。
選抜選挙と銘打って、投票スタイルでランクが付く厳しい世界に身を置く彼女たち。
テレビ、CMなどに出てくるのは「選抜メンバー」であり、ある意味エリートである。
そんな中、選抜メンバーには選ばれない「AKBの非エリート」として自叙伝を出版したメンバーがいる。
一応、名前の読み間違えがあるといけないので補足を。
仲谷明香【なかやさやか】
人気アイドルグループ「AKB48」の仲谷明香さん(20)が自叙伝「非選抜アイドル」を4月に小学館から出版することが9日、明らかになった。
06年に3期メンバーとしてAKB入りしながら、過去3回の「選抜総選挙」でいずれも“非選抜”に終わり、その立場を「おもしろい」と思えるようになるまでの過程が描かれた逆境とその克服の姿がつづられているという。
これまで3回行われた「AKB48選抜総選挙」では、いずれも選抜落ちしているが、声優としてアニメ「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(もしドラ)」やゲーム「超次元ゲイムネプテューヌmk2」などでキャラクターの声を担当。
仲谷さんが朗読した「もしドラ」のオーディオブックが「オーディオブック・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、4月から放送されるAKB48のアニメ「AKB0048」では声優として念願の選抜入りを果たした。
同書は、テレビやステージからはうかがい知れないアイドルとしての過酷な日々と逆境をばねにして立ち上がる姿を描いており、「すべての“非選抜”に生きる人たちに元気を送る応援メッセージ」をテーマにしている。
発売は4月2日を予定しており、価格は756円。
(まんたんウェブ 3月9日)
06年の第3期メンバーオーディションでAKB48入りを果たした仲谷明香。
応募者13,000人という狭き門をくぐり抜けてアイドルになったと聞けば、十分この仲谷明香もエリートといえる。
ただ、アイドルの頂点にいるAKB48では、何か光るものがなければスポットライトが当たることもない。
「ヘタレ」で頭角を表してきた指原莉乃のように、“非選抜”であることを生かして今年の活躍を期待する。